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文書の内容
鬼武者3攻略 文書の内容を掲載しています。書物 |
宴之書 |
幻魔一族ノ猛者ドモニ告グ。 コノ地ニオイテ、我ラガ幻魔王ヲ、オ迎エスルコトガ決定シタ。 ツイテハ、邪魔ナ人間ドモヲ掃討シ、ソノ骸ヲ幻魔王歓待ノ宴ニ添エヨ。 鋭利ナ刃デ斬ルモヨシ。 磨キ上ゲタ牙デ喰ライツクモヨシ。 方法ハ任セル。 但シ、地上暦五月八日、辰ノ刻ヲ待テ。 ソノ時コソガ、宴ノ始マリデアル。 |
鬼武者之書 |
鬼武者変身 R3ボタン(右スティックを押す) 紫魂が五つたまっていると、鬼武者に変身します。 また、紫魂が五つたまっている状態で体力がなくなると、自動的に鬼武者に変身します。 幻魔を掴む R1ボタンを強く押して溜める+□ボタン 武器で幻魔を掴みます。 掴んだ後、方向キーと□ボタンを組み合わせることにより、様々な攻撃を繰り出します。 物を掴む R1ボタン+○ボタン 武器で物を掴み、投げます。 |
阿児之書 |
天狗宝箱を開ける 阿児が合図をしている間に○ボタン 隠された天狗宝箱を開けてきてくれます。 阿児が宝箱の中身を持って帰ってきた時、○ボタンを押すと受け取ることができます。 羽織 管理画面で装備 阿児に羽織を装備させると、様々な効果を得られます。 羽織は、入手した時点では装備させられません。 「木霊」を注入することにより、装備させられるようになります。 攻撃対象を知らせる R1ボタン Rボタンで構えると、ロックオンしている幻魔や物体の近くに阿児が飛んでいきます。 |
鬼蛍之書 |
鬼蛍を探す 一部を除き、鬼蛍はゲーム中のあらゆる場所に隠れています。 物を壊したり、宝箱を開けたりすることにより、所定の位置へと飛んでいきます。 鬼蛍で跳躍 R1ボタン+○ボタン 鬼蛍が緑色に光っている時、鬼蛍に武器を引っかけると移動することができます。 |
道寛之書 |
元亀二年 長月 夜明けの刻、八王子の四方より、織田の兵現る。 たちまちのうちに火を放ち、その様子、地獄の業火の如きなり。 断首されし僧俗の男女、その数幾多。 胴は崖にほふられ、首は薪の如く炎へと投ず。 拙僧、山中深くに這い隠れ、ただ一人難を逃れるも、ようよう辺りを窺ってみたれば、そこはまさに地獄の様相なり。 未だ人肉の焦げたにほひに満ち、先刻まで命あったものが、黒い塊となりて我を呪う。 穴蔵に潜りて耳を塞ぐも、死者のうめき声は消えず。 これぞ、我が身可愛さのあまり、岩陰で震えていた罪なり。 されこうべを集め、土に埋めては経を唱えるが、拙僧の罪が消えたとは思えず。 幾年月かかるやもわからぬが、巨大な石仏を彫り、同朋の供養とす。 道寛 |
作戦指令所 |
いよいよ我らが君、織田信長様、御動座の時がきた。 天下布武の御印の許、まずは京の都を手中に収めん。 上様と行状共にする者、いずれも叡山に集いて上洛の号令を待たれよ。 森 蘭丸 |
主任へのメモ |
クロケ主任へ クリーニングボールのウィンチが故障して久しいが、一体いつになったら予算がおりるんだ? アレを直さないことには、ゴミが溜まっていく一方だ。 もし下水が溢れ出したら、俺たちの責任になる。 それくらいアンタにだってわかっているだろ? 早く上の連中と掛け合って、修理の予算を取り付けてくれ。 鎖を切って、クリーニングボールを落としてもいいってんなら、話は別だがな。 それと、この件にはアンタのクビが掛かっていること、忘れないでくれよ。 脅しじゃないぜ。 ドニ・クレマン主任代行 |
作業員のメモ |
左・・・第1制御室 イスの数 中・・・第1制御室 ラジカセの数 右・・・第1制御室モニターの数 |
十兵衛の風聞 |
天正元年。 信長公への狼藉の後、姿をくらました柳生十兵衛。 羽柴秀吉が、忍びを送り、首を狙うも、ようとして行方は知れず、今日に至る。 風聞によると、小谷付近の山中で、馬に跨りし姿を見たとも、南蛮に向かう船で見たともされるが、ことの真偽は定かでなし。 お市の方と共におったと、まことしやかに語る者もいるが、 これは根も葉もない出鱈目。 しかるに、お市の方は、病を理由にここ数年、ほとんど人前に姿を現さぬ故、長く噂される結果となっているなり。 |
虎屋の指示書 |
各人 織田家より通達あり。 近江安土城へと運ぶ段取りの積み荷の内、指定されし荷のみ、叡山へ運ぶべし。 なお、詮索は無用と心得よ。 余計な物は見聞きせず、貝の如く口を堅く閉じておくことが肝要なり。 命惜しくば、しかと肝に命じよ。 虎屋吉右衛門 |
秀吉の風聞 |
信長公の腹心、木下藤吉郎改め羽柴秀吉。 羽柴と姓を変えた後もよく信長公に仕え、覚えもめでたし。 信長公不在の間、兵をよく統べ、その勢力を増すに大きな役割を果たし、ますます信長公の信任を厚くす。 信長公、戻りし後は西国平定を命ぜられ、数万の兵を率いて遠征し、今なお、かの地で戦いを続けているなり。 |
時空研究書 壱 |
かねてより鬼の遺跡に関する調査を行ってきたが、ようやくその最初の段階が終わった…。 遺跡に残されていた膨大な記録を解読した結果、鬼の秘密は、時に関するものらしい。 装置こそ発見したのだが、我ら幻魔には、それを操る術が判然としない。 このギルデンスタン、全知全能を注いで、謎を解明してみせよう。 だが、幻魔王への報告には、もう少し時間が掛かるだろう。 それにしても、南蛮船に配した幻魔たちの、いかに無能なことか。 見境なく町の人間どもを襲いおって。 人間どもが怯えるのは一向に構わないが、働き手がなくなっては困る。 もう少し知能の高いまともな者を配置するべきか…。 ギルデンスタン |
時空研究書 弐 |
『時のねじれ』の研究は、依然困難を極めている。 遺跡の奥で見つけた鬼の装置。 何とか起動はできたが、動作は常に不安定だ。 運よく『時のねじれ』が生成されても、一瞬のうちに消えてしまう。 何度かの失敗を重ねるうち、私はあることに気が付いた。 最近、世にも不可不思議な品々が、あちこちで見つかっている。 人間が作り出した物ではなく、我ら幻魔の作り出した物ではない。 これらの珍妙な品々は、私が実験で作り出した『時のねじれ』により、『未来』から運ばれてきた物ではなかろうか…。 |
時空研究書 参 |
覚書 なんということだ…。 例の装置を調べていたら、突然、どこかに飛ばされてしまった。 どうやら私は『時のねじれ』を越えてしまったらしい。 私としたことが、少々迂闊だった。 地上には、何も知らない虫ケラどもが徘徊している。 いつの時代も本当に鬱陶しい奴らめ…。 急ぎ、新たな拠点を作り、鬼一族の遺跡へ戻る方法を探ることにする。 さっそく、いい場所を見つけた。 人間どもが『ノートルダム寺院』と呼ぶ建物。 近くの地下墓地には、人骨が腐るほど置いてあるのだ。 一緒に『時のねじれ』を越えた幻魔に命じ、地下に城を作ることにしよう。 心置きなく研究に没頭できる、私だけの城を。 それにしても、『時のねじれ』にはわからないことが多い。 何とか解明できればよいが…。 ギルデンスタン |
時空研究書 四 |
思わぬ事故で時を移動してしまったが、この時代においても海底にある鬼の遺跡が残っていたのは幸いであった。 私が研究していた頃とそれほど変わった様子もなく、装置のあった部屋こそ水没していたものの、多くの道具や書物がそのまま残されていたのだ。 私はそれらを運び出し、新たに『モン・サン・ミッシェル』とやらを『時のねじれ』研究の場に決めた。 『時のねじれ』の最大の課題は、安定性と精度である。 思い通りの時間に、思い通りのものを送ることが出来ねば意味がない。 鬼の一族も、それは実現できずにいた。 容易なことではなかろうが、私の頭脳に不可能はない。 ギルデンスタン |
時空研究書 五 |
どうやら『時のねじれ』を生成するためには、膨大な量のエネルギーを、安定して供給することが不可欠らしい。 よって空中から無制限にエネルギーを収集すべく、屋根に装置を据え付けてやった。 我々の幻魔科学は、無から有をも生み出せるのだ。 また、エネルギーの供給量に極端な変動があると、研究結果に大きく影響する。 常に八割以上の出力を保持するよう、絶えず監視を命じる。 なお、明智左馬介の動向にも注意が必要であろう。 このエネルギー収集装置は研究の生命線である。 付近の警戒を厳重にするよう重ねて命令しなければなるまい。 ギルデンスタン |
時空研究書 六 |
死んだギルデンスタンの実験を引継ぎ、その内容を再検討した結果、『時のねじれ』装置を使用するには、二つの『脈』を考慮に入れる必要があることがわかった。 一つ目は『時空脈』 時間の流れには脈があり、その脈が一致しないまま装置を作動させると、『時のねじれ』が不安定になるようだ。 以前、ギルデンスタンが装置を使い、明智左馬介をこちらの世界へ招いてしまったのは、この『時空脈』の不一致が原因と考えられる。 二つ目は『地脈』 装置を作動させる場所は、大地の気が集まる脈の上に設置しなければならない。 これを違えば、『時のねじれ』の安定性を損なう要因となろう。 『時空脈』、『地脈』、二つの脈を考慮した結果、街の中心部にある鉄塔、この『エッフェル塔』こそ、『時のねじれ』装置を設置する場所に適している。 そして、二つの脈が一致した時、この時代の者が『核』と呼ぶエネルギーを加えれば、完璧な『時のねじれ』を作り出すことができる。 この時代、この場所に、このようなあつらえむきのエネルギー源が存在するとは、まさに幸運と言えよう。 いよいよ、信長様をはじめ、多くの幻魔をこちらの世界へと招き入れることができるだろう。 森 蘭丸 |
幻魔の通達文 |
過日、比叡の地において新たな鬼の力を持つ者、確認される。 鬼の力持つ者、珍しき衣をまといし南蛮の男なり。 男、鞭の如くしなる武器をふるい、奇妙な技を用いる。 各々、十分注意されたし。 |
航海日誌 |
この船、気にいった。 地底湖の幻魔遊覧船、暗い、くさい、きたない。 でも、この船は違う。 行き先、人間の港。 だから、見かけも人間の船と一緒。 この船がきしむ音、人間の骨がきしむ音と一緒。 ぎー、ぎー、ぎー。 それに、港着くと、ごちそうがいっぱい。 人間食べ放題。 船長、素晴らしい仕事。 |
幻魔界の風聞 |
鬼の力携えし明智左馬介秀満。 稲葉山城に現れ、時の幻魔王フォーティンブラスを、その刃にて斬り裂いた。 その後、新たな幻魔王織田信長様と、その臣下である我ら幻魔を執拗に付け狙い、幾千の幻魔が息絶えた。 唯一、ガルガントとは、数々の激闘を繰り広げたと聞くが、この幻魔界最高の闘士も、明智左馬介の凶刃に倒れたという。 そして今、奴もこの地に降り立ち、再び我らに悪鬼の如く刃を振るう。 明智左馬介秀満をとめる者はいないのであろうか…。 |
闇吸之書 |
四人の女神、邪なる気に汚れ、秘めたる聖なる光、黒き闇にて閉ざす。 黒き闇、護符の力携え、女神照らす小さき炎の導きを信じ、篭手で吸い封じよ。 さすれば、聖なる光、再び輝きを取り戻し、汝にさらなる力与えん。 |
時空転送之書 |
時空転送装置を使うことにより、阿児を、過去のジャックと未来の左馬介との間を自由に行き来させることができます。 預ける 現在のプレイヤーの道具を預け、もう片方のプレイヤーに渡します。 中には送ることのできない道具もあります。 転送 阿児をもう片方の時代へと送り出します。 戻る 転送装置画面から抜けます。 |
鬼玄武之書 |
我ら鬼の一族、新たなる力『天駆ける機械』を開発せり。 その威力のほどすさまじく、正しき知識の元で用うれば、富士の霊峰さえも、空の果てまでいざないかねん。 我らが『天駆ける機械』を用い、造りし戦艦、『鬼玄武』と命名す。 『鬼玄武』の本体、鬼ヶ島にあり。 これを狙いし幻魔の郎党、島を急襲するも、案ずることはなし。 『天駆ける機械』の真髄、この海底神殿にあり。 神殿さえ無事を保てば、幻魔など恐るるに足らず。 |
神殿之書 |
幻魔の攻勢、苛烈を極め、我ら鬼の一族、海底神殿を建造せり。光も届かぬ海の底、未だ侵攻を許すに至らず。 これにて我が一族の安泰は、永世不変と察する。 然るに、浦島何某という名の人間のおのこ、突如現る。 このおのこ、我ら鬼一族の子を救うたと聞く。 歓待の宴を開き、三日の後、我密かに『ねじれ』へと案内す。 浦島何某、今頃は何処へと辿り着かんや…。 我らの神殿、如何ほどの者にも知られてはならぬ。 |
パリの報告書 |
報告します。 かねてより探しておりました、新たな実験施設が見つかりました。 次なる場所は、人間どもが『ブローニュ動物園』と呼ぶ施設で、素材となる多種雑多な動物が集められておりますゆえ、きっとお気に召すと存じます。 後は、人間どもに例の術をかけていただければ、いつでも改造に取り掛かることができます。 ご采配を、お願いいたします。 |
動物園のチラシ |
6月2日~6月16日 モンキーフェア開催決定! 古今東西、世界各国のお猿さんたちが、ブローニュの森に大集合! もちろん! 人気者、ライオンのリッキーや、ゾウのサンチェス他、楽しい仲間たちもいっぱい! 皆様のご来場、お待ちしております。 『ブローニュ動物園』 (今月の休園日・23日) |
造魔之書 上 |
動物園…。 ここは人間どもの実験施設であろうか。 地上のありとあらゆる生物が集められて、術を施す場所まで用意されているではないか。 生意気な虫ケラどもめ…。 自分たちよりも、更に下等な生物を集めて、偉そうに…。 そうだ! 檻の中の生物たちよ、喜べ! 私の息子にしてやろう! そうすれば、小癪な人間如きに蹂躙されることもない! これは素晴らしい考えだ。 早速、実行に移すこととしよう…。 ギルデンスタン |
造魔之書 下 |
まず手始めに、百獣の王『リオン』とやらを素材に、幻魔の血を掛け合わせてみた。 だが、まったく使い物にならない。 なんせ、日がな一日中、眠ってばかりいるのだ。 どうやら『リオン』とやらは、そういう生き物らしい。 おまけに心臓が弱く、三日後には衰弱死してしまった。 幻魔の血に馴染まなかったというのだろうか。 ガードルードをも凌ぐ、凶暴な幻魔を目指したのだが…。 次に数種類の猿を捕まえ、鼻の長い巨大生物『エレファン』の、これまた巨大な心の臓を掛け合わせてみた。 案の定、変種の類人猿が生まれたので、そこへ幻魔の血を注いでみる。 これは面白い結果が出た。 どうやら最初に掛け合わせた『エレファン』の強大な心臓が、幻魔の血に適応したらしい。 この類人猿は更なる剛力を得ることが出来た。 最高傑作とまではいかないが、まずまず満足できる結果だ。 この新たな息子には、『ズモー』というなを与えることにしよう。 ギルデンスタン |
蘭丸の覚書 |
ギルデンスタンが明智左馬介の手により葬られたとの報を受けた。 悲しみなどない。あるのは、ことごとく上様の計画に刃向かう、明智左馬介に対する怒りのみだ。 鬼の遺跡では、改造が万全でなかったため醜態をさらす結果となってしまったが、今はもうその心配はない。 すでに、私は完全に幻魔の血を支配している。今度こそ、私は最強の力を得たのだ。 次に奴と合い間見える時は、その首級を取って上様への手土産とし、胴は一寸刻みで切り刻んで、幻魔どもの餌としてくれよう。その時が楽しみだ。 森 蘭丸 |
フランス人の手記 |
誰でもいい! 助けてくれ! どれぐらいの時間が経ったのかわからない。 数日? それとも、数週間? もう何日も陽の光を浴びていない。 黒いマントを羽織った骸骨。 あのモンスターがすべての元凶だ。 ヤツが不思議な光を浴びせやがったせいで、みんな催眠術にでもかかっちまったみたいに、急に大人しくなっちまった…。 なぜか、俺だけ効果がなかったみたいだ。 お陰でモンスターたちから逃げ回る羽目になった。 あの催眠術にかかってた方がマシだったかもしれない。 ここに隠れていたって、そのうち奴らに見つかるだろう。 まさか… 奴ら俺を捕まえて、餌にしようってんじゃないだろうな? そんなのいやだ! 逃げてやる…逃げ切ってやる。 ああ!でもその前に…腹が減って死にそうだ…。 |
ベガドンナの日記 |
ああ! お慕い申しております信長様…。 この地は任され、はや数ヶ月。 例の物が完成するまでの辛抱と思っておりましたが、信長様のお側におれぬのが、これほどまでに苦しいとは! この胸を締め付けるような感覚。 心のうちに燃え上がる炎。 これは恋などというものではなく、愛…真の愛に間違いござりませぬ。 熱いッ! わらわの胸が、煉獄の炎で焼かれる前に、早く…早く。 そのたくましい腕で抱きしめてくだされ。 あああ、信長様は今何処…。 |
要塞之書 上 |
空中要塞の建造を開始した当初、動力に関しては我々幻魔科学の技術でまかなえると思っていたが、間違いであった。 必要な速度を確保できなかったのだ。 試行錯誤を繰り返した結果、我々はある結論にたどり着いた。 技術がないのであれば、あるところから奪い取ればいい。 幻魔科学の進歩のためには、時には摸倣も必要なのだ。 十年前、我々が目にした鬼の力。 あの技術を用いれば、空中要塞に速度を与えることができる。 我々は鬼ヶ島を探索した。 だが、残念ながら飛行装置に関する資料は見つからなかった。 しかしそこに残された書物から、別の発見をした。 海底にある鬼の遺跡である。 我々は海底に潜り、そこにあった飛行に関する技術を全て奪い取った。 使えそうな機材も、海底列車を用いて運び出した。 その結果、空中要塞は期待通りの性能を得るに至った。 これで我ら幻魔は、空さえも支配する力を得た。 名実ともに、この世界の支配者として君臨する日も近い。 |
要塞之書 下 |
『ヒューンベイド』 安土の城を支える巨大幻魔。 強靭な羽を持つ『バーサー』が、一万の齢を重ねた姿。 生息数は、わずか数羽と極端に少ない。 但し、その飛行能力は常軌を逸しており、時には山さえも持ち上げるほどである。 気性は穏やかで、争いごとに向かず、空を飛べぬ幻魔の移動手段となったり、物資の輸送などに使われる。 平時は地の底にある大空洞にて羽を休め、寝て過ごすが、目を覚まして食事を始めると、数日かけて数千の人間どもを喰らう。 その命が果てる時、数億の卵を産み落とす。 だが、その内、『バーサー』を経て、『ヒューンベイド』まで成長するに至るのは、わずか一羽か二羽である。 |
鬼屋敷之書 |
我ら鬼一族、幻魔の目欺くため、この地に屋敷を造る。 外からの眺め、人の手によるものと思えるも、その内はさにあらず。 屋敷の内に仕掛け施し、その奥に力を秘す。 鬼の力授かりし者よ。 時は指の隙よりこぼれる水滴と同じ。 鬼蛍の導きに従い、一時の躊躇もすることなかれ。 |
鬼軍団之書 |
腕に秘めたる鬼の力。それを用いて操る兵、総じて鬼軍団と称す。 鬼軍団を操る『鬼軍珠』、この地のいずこに秘匿され、選ばれし者の来訪を待つ。 平時は珠に収まり、その身を隠すが、鬼の気を分かち、現れ出でる。 ひとたび解き放たるるば、眼前の敵を討ち滅ぼさん。 その様、津波の如きなり。 |
臣下の覚書 |
幻魔の王となりし織田信長公。 一度は鬼一族の凶刃に倒るるも、その身に幻魔の血を取り込み、新たなる息吹を取り戻す。 地を割り、空を切り裂く、その神力。 数万の兵馬を一刀のもとに断ちてもなお、底は見えず。 鬼の一族など、恐るるに足りず。 その骸、眼下に転がること、必定なり。 |
蘭丸の手記 |
先ごろ、ギルデンスタンより通達あり。信じ難いことだが、あの物の怪は『未来』とやらにいるという。 上様は多分に興味を持たれた様子なれど、『未来』とは一体何ぞや。 時間の脈が、その日、その場所で通じるだと? ギルデンスタンめ… 奴の話はまったくもって不可解なり。 あろうことか、日時までをも指定し、京の本能寺へと参れなどと…。 臣下の分際で主君を呼び出すとは無作法にも程があろう。 兎に角、某は上様に付き従い、何事からもお守りする覚悟なり。 森 蘭丸 |
魔空空間之書 |
この地に降り立った者に告げる。 腕無き者、挑むべからず。 魔空空間は、試練の地。 生兵法では、待つのは死のみなり。 欲無き者、挑むべからず。 奥に潜むは、望まぬ者には無用の逸品。 それで良ければ、進むが良い。 |
鍛冶屋の覚書【平八専用文書】 |
過日、幻魔と呼ばれし物の襲撃の際、何処より取り寄せし鉄鉱石奪われる。 かの鉄鉱石無くしては、跳ね橋の修理望めず。 修理の依頼主である虎屋の主人、それを聞き、我にある品を託す。 「千里の鬼粉」と聞きしこの品、化物の荷より抜きし物と聞く。 「千里の鬼粉」、火に焼べると不可思議な光の道現す。 光の道、化物の砦へと通じるも、我の力量では鉄鉱石を奪い返すこと出来ず。 のみならず、光の道、一定の時をもって、その道を閉ざす。 化物の砦へ向かう胆力のある者、心当たりなく、それ故、未だ跳ね橋の修理を終えずにいる次第也。 |
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